
teamLabは行く価値ある? 訪れた人のリアルな声と、がっかりを避けられる理由
写真はもうご覧になっているはずです。鏡張りの床がどこまでも続き、光が降りそそぐ部屋があり、光る鯉のなかに膝まで浸かって立つ人がいます。だから旅でいちばんの自撮りが撮れるかも、と少し期待して向かいます。ところが「混んでる」「ただの写真映え狙いの仕掛け」「暗闇のなかをぞろぞろ流されるだけ」なんて声を読んでしまい、ふと、これは宣伝だけがうまい観光客向けスポットなのかな、と疑い始めます。
先に結論を言います。たいていは、行く価値があります。ただ、がっかりした人はほぼ全員、避けられたはずの同じ失敗をしています。 写真目当てで、合わないチケットのまま、混雑のなかへ入ってしまった人たちです。心から良かったと感じた人は「体験」を目当てに、静かな時間帯を予約し、しばらくスマホを置いていました。
行く価値はある?(訪れた人自身の言葉で)
実際にteamLabを訪れた海外の旅行者の声を集め、いわば「行く価値はあった?」と尋ねてみました。それぞれの意見が他の読者にどれだけ強く響いたかで重みづけすると、こんなふうに分かれました。
この赤いバーは5人に1人と、他の場所より大きめです。ただ中身を見ると、理由がはっきりします。がっかりの理由は、たいていアートの出来とは関係がありません。正体は、リール動画と実際の部屋とのギャップです。ある旅行者はこう言いました。「皮肉だけど、僕が見たteamLabのリールはどれも混雑を映してなかった。この掲示板を見ていなかったら、混んでないと思い込んでいたと思う」 混んだ日に行った別の人は、こう書いています。「みんな欲しいショットのために人を押しのけてた。止まっては進む工場のベルトコンベアに乗ってる気分だったよ」
そして、いちばん多く支持された声は、絶賛でもなく、慎重な注意喚起でした。この記事と同じ、正直な調子の声です。「本当にやりたい人か、没入型のアートインスタレーションに夢中な人でなければ、僕ならパスするかな」 それも、もっともです。teamLabは、誰にとっても必ず行くべき場所、というわけではありません。反対に、行く前に期待を調整していた人の声もあります。「Borderlessは自撮りの聖地で激混み。Planetsはもっとアート体験寄りで、ちゃんと意識して参加すれば、本当に人生が変わるくらいだよ」 この人たちが繰り返し使うのは「撮る」ではなく「参加する」という言葉でした。ある人は、ある部屋のことをこう書いています。「新しい次元へワームホールを抜けて飛んでいくみたいだった。あれだけで、行く価値があったと思える」
日本語のレビューを読むと見えてくること
ここからは、あまり紹介されない日本側の声を見ていきます。まさに同じ部屋について、日本の来場者が自分のレビューで何を語っているのかを見ていきます。
ふたつの赤いバーを比べると、違いがはっきりします。今回は、旅行者のがっかり(5人に1人)が、地元の人のがっかり(10人に1人未満)の2倍以上です。いつもなら逆のことが多いのに。この差がいちばん大事で、がっかりの出どころもここに表れています。原因はアートではなく、行く前に抱いていた期待のほうにあります。
日本語のレビューを書いた人の期待が、読み進めるうちに塗り替えられていく様子を見ることができます。いちばん共感を集めていた日本語のレビューです。「コマーシャルの写真から、鏡やプロジェクトマッピング等で写真映えする部屋を順々に回っていくのだろうと想像していたら 体験、体感型アトラクションとでも言うべき?!施設でした」 この驚き、つまり「撮影スタジオではなく、からだで味わうものだった」という気づきが、満足とがっかりの分かれ目です。体験を期待して入った地元の人は、たいていそれを手にします。がっかりを正直に書いた声も、率直で具体的で、けっして曖昧ではありません。「暗くてチカチカしているだけの施設でした。大人3000円払うなら、映画を観た方がましかなー」 と書いた人もいれば、率直に値段を指摘する人や、Planetsの水が本当に冷たかったと挙げる人も。どれも具体的で参考になる不満で、「見掛け倒しだった」という話ではありません。
行く前に知っておきたいこと
画面越しではなく、からだで味わう場所です。 いちばん満足した人が必ず書くのは、「見る」から「感じる」に変わったところです。ある日本語のレビューは、まさにこう捉えています。「裸足になった途端、「観る」から「体感する」度がアップした気がしました」 Planetsでは入口で靴を脱ぎ、訪問のあいだずっと裸足で過ごします。ときには膝まで水に入り、光の鯉が足もとで散っていきます。それは、写真をどう撮っても辿りつけません。そのなかに身を置くしかないのです。
一過性の流行ではなく、東京を代表する施設になりました。 teamLab Borderlessは、ひとつのアートグループの作品に特化した美術館として世界一来館者が多い、というギネス世界記録に認定されています。年に何百万もの人がこれらの部屋を歩いています。評判が大きいのは、中身がそれだけ珍しいからです。アーティスト、プログラマー、エンジニアからなる国際的な集団が、あなたの存在に反応する作品をつくり、それは一世代前には存在しなかったものです。日本の美しさは古いお寺や庭園だけではなく、これもまた同じ文化から生まれたものです。
混雑だけは、自分で避けられます。 がっかりの理由はたいてい「混みすぎて何も感じられなかった」で、逆に絶賛する人はどこかで静かな時間を過ごしています。ある地元の人は2周したと語ります。「平日のせいが2周目は人が少なくなっていてほんとに没入できた」 アートは変わりません。変わるのは、あなたとアートのあいだにいる人数です。そして、それは予約で決められます。
失敗しないための段取り
やることは数えるほどです。この数手で、がっかりする側から、また行きたいと言う側に回れます。
- 公式サイトからのみ、時間指定チケットを前もって予約する。 どちらの会場も、特定の日時の入場券を売っていて、良い枠は売り切れます。Planetsには当日入口での一般販売がありません。teamLabは、転売サイトや非公式サイトのチケットでは入場を保証できないと、はっきり言っています。予約は面倒な手続きではなく、自分に反応してくれる暗い部屋に静かに立つための準備です。
- 静かな時間を選ぶ。 平日や夜遅めの枠を選べるかどうかで、パンフレット通りの一日になるか、怒りのレビュー通りになるかが決まります。「夜遅い時間に予約するのをおすすめするよ」 とある旅行者は書いています。「ほかの何かを犠牲にしなくて済む時間にね」
- SNS用の写真より、その場の体験を目当てに行く。 写真は撮ってください(日本では珍しく、撮影が歓迎されている場所です)。でも、少なくともいくつかの部屋では、画面をしまって自分の目で見てください。スマホを置いた人こそが、参加するという言葉を使う人なのです。
- どちらの会場に行くかを、先に決める。 二つはまったく別の施設です。Planets(豊洲)は短めで、裸足で水に入る体験が中心。だいたい60〜90分で、落ち着いて回れます。Borderless(麻布台ヒルズ)はもっと大きく、地図のない散策で何時間でも入り込めます。両方行く必要はありません。どちらか一方だけ行って心から良かったと感じた人のほうが、むしろ多数派なのです。
- Planetsは、濡れてもいい服装で。 膝の上までまくり上げられるものを着るか持っていき、鏡張りの床の上ではスカートを避けて。水は本物で、寒い日には本当に冷たいです。少しの用意で避けられる不満です。
これだけ守れば、その日はきっと、満足した人たちが書いている一日のほうになります。アートが問題だったことは、一度もありません。ここで必要なのは、そのなかに身を置く準備をして来ることだけなのです。
行く価値はあるのでしょうか。写真を一枚撮れれば十分、というだけなら、向いていないかもしれません。いちばん正直な声も、そう教えてくれます。でも、静かな枠を予約し、体験として部屋に向き合い、部屋の反応に身をまかせれば、たいていの人と同じ感想にたどり着きます。行ってよかった、しかも思った以上だった、と感じるはずです。
短い日程で、どこを優先するか迷っていたら、まずは日本で本当に大切なことから。そのうえで、BorderlessとPlanetsのどちらを選ぶか、正しい予約のしかた、何を着ていくかは、teamLab Tokyoの音声ガイドでご案内しています。
出典
- teamLab Planets TOKYO:公式サイト:豊洲の会場。裸足、膝まで浸かる水、事前の時間指定チケット、何を着ていくか。
- teamLab Planets TOKYO:公式FAQ:当日入口での一般販売はなし。公式サイトからのみ購入を(転売・非公式チケットでは入場保証なし)。
- teamLab Borderless, 麻布台ヒルズ:公式サイト:「地図のない美術館」。作品は部屋のあいだを移動し、決まったルートはない。
- teamLab Borderless:公式FAQ:事前購入の時間指定入場券。公式サイトでの購入案内。
- JNTO(日本政府観光局):teamLab Planets TOKYO:裸足で空間を巡り、ときに膝まで水に浸かり、全身がアートのなかに。
- GO TOKYO(東京観光財団):teamLab Borderless:麻布台ヒルズの美術館についての東京公式ガイド。
- Guinness World Records:最も来館者が多い美術館(単一アートグループ):teamLab Borderlessが、ひとつのアートグループに特化した世界一来館者の多い美術館として認定。
WMJSは日本人が英語で書き、AIの力を借りて日本語にしています。日本人の目で確かめていますが、翻訳の癖が残っている文があるかもしれません。気になる一文があれば教えてください。一文で十分です。
ありがとうございます。ひとつひとつ、人が読みます。
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